禁煙の副作用にめまいや無尿はあるのか

タバコをやめるとさまざまな副作用に悩まされるという人がいるものですが、その中ではさまざまな症状が報告されるようになっています。
例えば食欲が増して太ったというようなものや、不眠に悩まされるようになったというような報告はよく聞かれる物でしょう。
さて、そうした中で時折見られるのが「めまい」や「無尿」といったような症状です。
では禁煙によってこうした症状が見られる可能性はあるのでしょうか。
まずめまいについてですが、これは禁煙の副作用、禁断症状として起きることは確かに報告されています。
実際にどうしてめまいが生じるのかという仕組みについてはまだ明らかにはなっていませんが、一説には自律神経の働きが関係しているのではないかと言われています。
ニコチンは自律神経に対して強い作用を持っていますが、禁煙によってこの作用が無くなったことで自律神経が狂い、結果としてめまいなどの症状が出てくるのです。
次に無尿についてですが、これは禁煙の際に出る副作用としてはほとんどありません。
むしろ無尿よりも頻尿の方が報告数としては多く、仕組みとしても合致するものになっています。
ニコチンには抗利尿作用ホルモン、つまり尿意を抑え込むホルモンを分泌させる働きがありますから、喫煙時には排尿の回数が少ないというのが自然です。
禁煙によってそのホルモンが減ったのですから、尿の回数が増えることはあっても減るということは考えづらいと言えます。
そのため禁煙で無尿になったというような場合だと、何かの病気が起きているとして考えるべきでしょう。
禁煙時には体の中でさまざまな変化が生じますからそれによって副作用も起きるものですが、中には禁煙でこれまで明らかになっていなかった病気の兆候が出てくるというようなケースもあります。
もしタバコをやめて体に変化があったのであれば、適宜病院を受診するように心がけましょう。